二岡神社と大森氏

大森氏をたずねて
08 /07 2016
御殿場の話題が続いてしまうんですけど。

御殿場の二の岡、といえば二の岡ハムが超有名。私も大好きです♪
その二の岡ハムを販売している二の岡フーヅから車で数分、徒歩だと10分くらいところに二岡神社があります。



二岡神社は日本武尊による建立といわれ、古来から足柄峠を越える武将は必ずここに立ち寄り祈願したとか。

昔は御殿場から富士の裾野にかけて一岡から七岡という七つの岡の地名があってそれぞれに神社があり、平将門が二岡に一つにまとめたそうです。
それで二岡七所大権現、二岡七社大権現→二岡七社神社→二岡神社、と名称も変わりました。

日本武尊とか平将門とかとんでもなくメジャーな名前が出てきてビックリですが、
一岡~七岡まであったなんてもっとビックリです。
現在は地図を見ても二岡の地名しか残ってないですよね。
他の岡はどのあたりだったのか非常に気になるところ。
ご存知の方がいらしたら是非教えてくださいっ

にしても・・・なぜ一つにまとめる必要があったんでしょう?
そしてなぜ平将門なのでしょう?
お忙しかったでしょうに。


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そんな歴史の古い二岡神社。
大森氏が北駿に勢力を広げると当然篤い庇護下に置かれ
初代大森親家の弟、親清の一族である内海氏が代々宮司となりました。


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神社前にある内海家の門。
現在も内海氏の子孫の方が宮司をしておられます。


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門には地元イベントの案内や
神社に所縁のあるNHK朝ドラでお馴染みの広岡浅子さんや村岡花子さん関連の展示が。

「朝が来た」の感動的な最終回の舞台は二岡でしたよね。

右上の地図は昭和14年の二岡の別荘図です。


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二岡神社付近の拡大。
ボケちゃいましたが写真が貼ってある所が神社。周囲には外国人の名前がたくさん。

明治から昭和初期にかけて二岡神社付近はこの地の自然を気に入った外国人が多数移り住み、
アメリカ村と呼ばれる自治村が出来上がっていました。

地元の人達との交流は深く、
養豚やハム製造の技術を伝えたのもアメリカ村に住んでいたボールデン氏です。


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この絵いいですよね。


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二岡神社の社叢は御殿場市指定文化財。


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鳥居をくぐると別世界。
薄暗い空気の中、整然と並ぶ古木に圧倒されます。


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二岡神社は映画やドラマの撮影によく使われてます。
最近で有名なのは「JIN-仁」でしょうか。


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参道脇を流れる宮川(水ありませんけど)
村岡花子さんはこの川辺が好きだったそうです。


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余計な物がない美しさ。

拝殿は大正時代の建築。
よく見えなかったのですが本殿は寛政年間のもの。


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拝殿の横に大森頼春(道光は法名)が寄進した灯籠が残されています。


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近寄ると道光という文字がハッキリと読めます。
大森氏の遺物でこんなハッキリしたものは初めて見たので感動いたしました。


雨ざらしでいいんだろうか? 

すごく心配。。


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