小田原用水 その3

おだわら散策
05 /10 2017
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図3のあたりで二手に分かれた南側の用水路はほぼ暗渠で面白くもなんともありません。
いつ頃暗渠化されたのかよく憶えてないのですが、昭和55年の堀浄化事業で用水路底の改修も行われたようなので、
その時ついでに一気に暗渠が進んだのかもしれません。


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図の7、旧道と国道を結ぶ道と交差するところ、牛頭天王がある道です。
ここで開渠が少し見られます。


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左は40年くらい前までお米屋さんだったお宅。
古い建物がまだ残されています。当時使用されてたリヤカーもそのまま。
このお米屋さんと石橋(と言うのかな?)は私が子供の頃と全く変わっていなくて嬉しいです。


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旧お米屋さんの横を流れる用水。
ここでさらに分水されて3本になります。


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3本の真ん中の用水はパチンコ店の脇で開渠が見られます。
昔よりだいぶ細くなっちゃいましたけど。


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3本の一番北側、旧東海道から一つ南の小道です。
暗渠でも古い石塀や石橋の名残があって懐かしい雰囲気を感じられます。


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図8、上の小道から小田原百貨店裏手への道。
道路の下からいつも水音が激しく聞こえる場所です。
用水脇のお宅には祠が多いですがここは赤色が鮮やかで目を惹きます。


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こちらの用水は板橋見附より少し箱根寄りで国道1号線を通ります。
(奥の信号が板橋見附)
早川取水口から板橋に入った用水は分水したり合流したりしながら4ヶ所(5ヶ所かな?)に渡って再び1号線を横切るわけです。


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図の9、国道1号線を過ぎたところの開渠。
ちょうど新幹線の高架の下。坂なので流れが速いです。
ここには蓮船寺があったのですが昭和35年に新幹線開通のため城山に移転しています。
小峰御鐘ノ台大堀切の横なのでご存知の方も多いかも。

蓮船寺の開創は北条家臣の井出氏で、井出氏は治水工事を任されていた家柄です。
屋敷が板橋にあったようで、この付近に住んで仕事をしていたのでしょうか。


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蓮船寺があった一帯は東海道から3~4mほどの段差の下にあり、小田原城外郭はこの地形を利用していたといわれています。
今でもこの石垣など見ると段差がよくわかります。


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図10、小田原藩主大久保氏の菩提寺、大久寺の山門。
門前の石橋の下を用水が流れています。


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大久寺の脇、JRの高架に沿って流れる用水。
でもここあんまり綺麗じゃないんですよね・・・(苦笑) お寺は綺麗なんですけど。


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陸橋をくぐって早川口方向へ。
向こうに見えるのが早川口遺構の入り口です。


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早川口遺構の外周を流れて顔を出したところ。
ここは綺麗です~


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早川口遺構を過ぎるとこんな素敵な小道が。
外郭に沿って流れてるのでこの辺はずっと土塁だったんだな・・・と実感。


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古い石橋もあります。


この後用水は南町へ、海側総構に沿いやがて相模湾へと入ります。
南町にもところどころ開渠があって面白いのですが長くなってしまうのでこの辺で。


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