幻庵の母の菩提寺

おだわら散策
03 /07 2017
幻庵の池から東に600mほど、坂下という地区に栖徳山京福寺があります。

元は幻庵屋敷内の七軒屋敷に幻庵の母である栖徳寺殿の菩提寺として建てられ
その頃は万安山栖徳寺といいました。


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栖徳寺は小田原落城後に荒廃し、元禄年間に七軒屋敷から移転して再興。
宗派も臨済宗から曹洞宗へと変わりました。


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幻庵が久野に住んだのは総世寺の安叟宗楞を崇拝していたことも理由の一つ、と大森氏関連で聞いていたので、
栖徳寺は最初から曹洞宗だと思ってたんです。

創建時は臨済宗だったんですね。


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現在の京福寺には幻庵と栖徳寺殿の供養碑があります。
ここに再興した時に建てたもので、年号や文字が間違ってるそうですよ。(よく読めないけど)

お隣には三郎景虎の眩しい供養碑が。
これは知りませんでした。最近建てたみたいですね。

全国の三郎ファンの皆様、小田原に来たら是非京福寺にも寄ってね~


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幻庵達の新しい供養碑もありました。
真ん中が万安山栖徳寺の開山明叟宗普、右が栖徳寺殿で左が幻庵の諡号です。


なお、幻庵の母は葛山出身の栖徳寺殿で、正室は伊豆大平出身の善修寺殿、が従来の説ですが
最近は逆だったんじゃないかといわれています。
まだ確証がないので今後の研究に期待したいところ。

後世に母と妻が逆にされてるなんて・・・幻庵さんも複雑な心境でございましょう。



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