小田原城の夜桜

おだわら散策
03 /31 2018
早雲さん(?)のツイッターに、城の桜がライトアップされて民衆が押しかけている とあったので
今宵7時ごろ行ってみたらほんとうにーーー

混んでましたっ 



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本丸の桜。
ライトアップのピンク色が濃過ぎて桃の花のよう。
天守閣の壁にも映ってて綺麗です。

この下にたくさんの夜桜見物のお客さんたち。
昼間と変わらない賑やかさ。


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お堀端通りの桜は本丸に比べるとだいぶ散ってしまってます。
でもライトアップされると満開に見えるのね。
先日「池の水ぜんぶ抜く」の撮影で水が綺麗になったせいか浮かぶ花びらも例年より美しく見えます。

しかしこちらも混んでて混んでて。


このあと夫と日清亭でラーメンセットを食べて帰りました。

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城を休んで仏像と戯れる日々

イベント、博物館など
03 /16 2018
ブログを一ヶ月ほど休んでおりました。
城もここ一ヶ月では一城(賎機山城)しか行っておりません(地元小田原と石垣山を除く)


で、何をしているのか?と申しますと、、仏像を見てました。

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迫力、混雑、いろんな意味で一番すごかったのはつい先日まで東京国立博物館で開かれてた特別展
「仁和寺と御室派のみほとけ」 でした。


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私が行けたのは土曜日だったためこの混雑。入場まで30分かかりました。
混んでるとは聞いていたけど本当に混んでて、最初の方は立ち止まることも憚れる状態。
暑さと疲労で倒れたらヤバいので(気分が悪くなって退場した人が何人もいたらしい)
サーっとまわって一度出て、常設展示を見てご飯食べてまた戻って、それでも混雑はあまり変わっておらず。

もうこうなったらと後半の仏像展示だけを中心に見たのですが、ちゃんと見れたのは3分の1程度だったか。

途中、国宝の阿弥陀如来の前の椅子が空いていたので座り込んでしまい、ふと見ると幾人もが・・・寝ている。
あららと思ってたら私も寝てしまいました(笑)


ハッと正気に戻ると目の前には阿弥陀様。またウトウトしてハッとすると闇の中に浮かぶ阿弥陀様。
いいのよいいのよゆっくり御覧なさい と言われてるような。
ごった返す博物館にいるのを忘れてしまった瞬間でした。
(でも実際寝るのはマズいですねスミマセン・・・)



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こちらは本館で展示されているお気に入りの菩薩立像。飛鳥時代前期、仏像制作初期の木彫の菩薩様です。

仏像ってこんな感じでいいんだろか? と試行錯誤して作られたんでしょうか。
のっぺりと長いお顔が可愛いです。


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金沢文庫と称名寺と紛らわしい墓とか

イベント、博物館など
02 /14 2018
金沢文庫の特別展「運慶―鎌倉幕府と霊験伝説―」を観てきました。

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金沢文庫と授業で聞いても学級文庫のイメージしか持てず「金沢文庫駅」の実在を知った時のあの衝撃。
実際金沢文庫っていまだ何なのかわからない人は多いと思いますが、700年の時を経て今はモダンノーブルな建物になってるんですよ。


運慶展はついでの成り行きで、今年からカマクラーの私の目的は称名寺だったのですけど。

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称名寺は金沢北条氏(横浜市金沢区を本拠とした北条氏の分家)の菩提寺で、裏山を含む境内は国の史跡に指定されています。金沢文庫は昔も今も境内のすぐお隣。


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称名寺惣門と参道

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仁王門

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金堂前の浄土式庭園

庭園は昭和62年に整備復元されたそうです(あ、復原かも)
大寒波ゆえ寒々しい光景。池は凍ってました・・・ 


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庭園の横に金沢文庫へのトンネルが。
鎌倉ってこういうのが面白い(金沢は横浜市だけど) なんでトンネル?(笑)

これはもちろん現代のトンネルですが鎌倉時代のトンネルも2個残されています(入れないけど覗ける)
このトンネルの前で「運慶展」のポスターを発見して、あら、やっぱ文庫にも行かなくちゃ~ということに。

翌週に「かんなみ仏の里美術館」でミニシンポジウムを聴講した私は、
しまった!こっちに先に来るべきだったか! いや あっちが先でよかったのかー と己の無計画さにイライラしましたがどちらが先でも私レベルでは特に問題なかった模様。
 

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称名寺の裏山は小ぶりな三山(金沢山、稲荷山、日向山)で、北条実時の墓や八角堂など史跡をめぐるプチハイキングコースになってます。
30分くらいのコースで標高差も小さいので私のような膝リハビリ中のオバサンにはぴったり。楽しかったです。

所々雪が残ってたのでまたもや靴がぐちゃぐちゃになりましたが。


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八角堂広場からの眺め。
左手の三角形の屋根は八景島シーパラダイス。

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こちらは歌川広重の金沢八景「称名晩鐘」
上の写真の逆、海側からの図です。昔は称名寺の惣門近くまで内海が広がってたそうです。
惣門の周りに貝塚ありましたね。


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八角堂からの下り道に霊場巡りの観音像がギッシリ集められてて「なんでー」と思いましたら
昭和10(1935)年、北条実時660年忌の記念に日本百観音(秩父三十四番 西国三十三番 坂東三十三番)つまり百体の石仏を裏山に配置(遠方に行かなくても巡礼ができちゃうというアレ)
金沢の新名所として賑わったのですが、戦時中に裏山が軍用地になった影響か寂れてしまい、戦後に一箇所に集められてしまったそうです。

どの観音像もまだとても綺麗なのでもう一度山に置かれたらいいですよね。もったいない・・・


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ところで、金沢文庫へのトンネルからちょっと上に北条顕時(父)と金沢貞顕(子)の墓があります。
2人とも金沢北条氏なのに北条と金沢に分けて書いてあるのはなぜなんでしょう。紛らわしいです。

2人の墓は1935年にまで逆に間違えられてたそうで、あ、実時660年忌の年ですね、その時墓も調査されたのでしょうか。
今は左が顕時、右が貞顕と確定! してるみたいですよ実に紛らわしい。


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顕時の墓

この頃の五輪塔は大きいですね。


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貞顕の墓

金沢貞顕は東勝寺で自害してますので遺骸は見つからなかったはず。墓と言うより供養塔ですね。
大きさも周囲の感じもそっくりなので後から写真を見返すと区別がつかなくなってしまう二基。


金沢貞顕といえばやっぱり児玉清さんの
「それゆえ足利を外に出すなと申したのじゃ!」  ですよねーっ ポッ 
ゾクゾクするくらい好きですこのセリフ。


貞顕の言うこと聞いてれば新田ごときにやられなくて済んだかもですよフランキー長崎さま。


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杉本城(神奈川県)・・・古刹に隠された城

神奈川県
01 /31 2018
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鎌倉最古の寺、杉本寺。
こじんまりとした可愛い雰囲気の境内が女性に人気があります。
(と思ってたら鎌倉観光ランキングなどには全然出てこないと最近知った)


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鎌倉市観光協会 より)

杉本寺の建つ大蔵山にはかつて杉本城がありました。
上の図で黄色くモヤモヤっと記したところが大体の城域。広いですね。現在の境内も曲輪の一部だったと思われます。

三浦義明(頼朝挙兵を支援、鎌倉幕府成立以前の三浦氏の重鎮)の嫡男義宗が朝比奈切通の延長線にある杉本の地に館を建て姓を杉本と改めました。

杉本義宗は戦で負傷し1164年に38歳で亡くなっていますので杉本城築城は1150年代くらいでしょうか。
杉本寺の創建は734年。当然何度も焼失して再建されており、寺と城の位置関係が気になるところです。

1247年の宝治合戦で三浦氏が滅んだ後も杉本城は鎌倉を守る砦として機能しており、
鎌倉幕府滅亡後の1337年には管領斯波家長がこの城で官軍のヒーロー 後藤久美子 北畠顕家 と戦っています。(杉本城の戦い)
敗れて戦死した斯波家長は17歳、勝利した北畠顕家は19歳(翌年石津で戦死)
17歳と19歳という美しく才ある若者が一軍の将として戦いそして散っていく・・・
その筋の方々が好みそうな悲壮感とでもいいましょうか。つらい歴史です。


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茅葺屋根が美しい本堂は1678年の再建

杉本城は室町以降も引き続き砦として使われたようです。
現在でも本堂の裏には城の遺構が残されてますが私有地のため確認することはできません。


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本堂西側の坂道の上から。写真左手が城址。この先は私有地なので入れません。

過去に調査されたこともあるようなのですが詳細はわからず。
もしかしたら鎌倉以前の遺構もあるかもしれないので、改めて発掘調査されて少しでも一般の目に触れる機会があればと思います。


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本堂脇の五輪塔群。

杉本城の戦いで亡くなった兵たちの供養塔、
と伝わってますがおそらく近隣から集められたものでしょう。
でも杉本寺には杉本城の説明は何もありませんので、こういう伝承はあった方がいいのかもしれません。



今年は城にこだわらず・・・と考えているのもあって、1月中に2回も鎌倉に行ってしまいました。
(鎌倉は城址が少ないので城ファンはあまり行かないのです)

難しいこと考えず(でもちょっと考えちゃう) てくてく歩いてお寺見て蕎麦食べて またてくてく歩いて
すごく楽しいの。

ブログは間が空いてしまってますが私はとても元気ですっ (膝は相変わらずだけど・・・)


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新春鎌倉ハイキング ・・・朝比奈切通

その他いろいろ
01 /12 2018
あけましておめでとうございます。
ようやく今年最初の記事が書けるようになりまして、新年のご挨拶もだいぶ遅くなってしまいましたm(__)m


実は昨年秋ごろから膝痛が再発すると共に城めぐり脳内飽和状態とでも申しましょうか、身体的にもキモチ的にもお城に対するモチベーションがだいぶ下がっております。
年末ギリギリまで小机とか八幡山(静岡)とか行ってるには行ってるんだけど
はぁ、、なんかかったるいなぁ また膝痛いなぁ が先に立ってしまいなかなか楽しめません。


ですから今年は城訪問数をぐっと減らして、のんびりと寺社めぐりや石仏めぐりしようかなと思うのです。
疲れない程度に、膝に負担がかからない程度に。なるべく平地を(笑)
あれが土塁よこっちは竪堀よとか考えずに歴史と自然の中を歩きたいんです。


それで、この正月休みは箕輪城を予定してたのですが、
スッパリやめて鎌倉ハイキングしてきました。

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朝比奈切通 入り口

正月三が日は鎌倉中心地は車両通行止めになるので、この日(3日)は電車で来ました。
鎌倉は年中混雑半端ないので電車が一番です。電車でも大変ですけど・・・

駅からバスに乗り(超満員!)十二所神社で降りて10分ほど歩くとすぐに朝比奈切通に入ります。
お正月なのでハイキングコースも人が多いのでは?と覚悟してたら途中数人とすれ違った程度。
寒かったせいもあるでしょうが同じ鎌倉とは思えない静けさです。


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鎌倉の切通は超有名なので面倒な説明はいっさい省きます。

考えてみたら鎌倉をハイキングするなんて高校の遠足以来です。もちろんここも初めて。


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切通って堀道みたいなものですから場所によってはぬかるみがひどい。
朝比奈切通は鎌倉側がかなりぬかるんでます。ここなんか川になっちゃっててもぅ・・・綺麗で不思議で嬉しい。


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頂上の大切通まではぬかるみが続きます。
私は一度くるぶし近くまでズボッとはまってしまい(泣)
ハイカットの登山靴だったから大丈夫だったけど普通のスニーカーならアウトでしたわ。


あぁそれにしてもなんという美しい坂道でしょう。


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坂道途中のお地蔵様。
延宝三年(1675)の年号が読めます。帰宅して調べたところ、坂道の改修工事をした浄誉向入という僧の供養塔だそうです。
昔の僧は率先して土木工事したんですね。

他にも江戸時代の道普請の碑がいくつかありました。


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大切通の摩崖仏。
石切り場に彫ってみましたー って感じであまり手が込んでないような(スミマセン)

このあたりが切通の頂上なのでここからは下り道。この先は横浜市になります。


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熊野神社参道入り口

写真ではわからないけど木々から漏れるお日様が眩しくて眩しくて 「おぉ神よ」と有難く参詣いたしました。
山道のような参道が長く続いてて、拝殿の手前で右に曲がるという古いタイプの神社です。


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小切通


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圧倒されます・・・


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横横(横浜横須賀道路)が頭上を通る箇所

なんてこったー と思うのですが意外に人気があるこの景観。
道が破壊されなくて良かったです。


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庚申塔などの石仏が集められてるここを過ぎると朝比奈の出口(入口) 切通はおしまいです。
舗装道路を少し歩くとバス停があるので、そこから鎌倉に戻ります。(帰りもバスは超満員)


十二所神社バス停から朝比奈出口まで1時間半ほどのハイキング。
大変だったのは鎌倉側のぬかるみくらいで、疲れる箇所もなくとても快適な道のりでした。
おかげさまで私の膝も全然痛くならなかったです。


この調子で
今年は城にこだわらずゆるゆると 考えるより触れる1年にしたいなぁと。。。



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